何とか対策を
こんにちは、前回に続き花粉やPM2.5についてお話ししたいと思います。
今回は同じ地域や環境で生活しているのに風邪もひかず花粉症にもならない方いらっしゃいますよね
これってどういうことなんでしょうか。本来人間の体には風邪のウイルスや花粉、PM2.5などの外敵を
外に出そうとする機能があります。
その機能のうちの一つに粘膜による働きがあり、こういった外敵から体を守ってくれているんです。
外から侵入しようとするウイルスや花粉などを粘膜上でとらえ、さらに気管ではそれをタンとして外に出します。
しかし、粘膜が弱かったり粘液の量が少ない方はそれらの外敵を排出できないので体の中への侵入を
許してしまうことになります。こうなるとアレルギーが起こりやすくなり、
最悪の場合肺炎や気管支炎になる事も考えられるのです。恐ろしいですね。
じゃあ粘膜を強くしていくにはどうしたら良いか!ズバリ栄養素です。
皮膚や粘膜を作るのに欠かせないのがブドウ糖、タンパク質、ミネラル、ビタミンですが、特にビタミンAとCが非常に大事です。
これらを本当は花粉の時期の3か月くらい前からキチンと摂取して自分自身が負けない力、体力作りをすることが大切になります。、、、ってもう遅いんじゃ!ですよね、でも今からでも全く効果がないわけじゃないので今年は今から体造りをする目的で普段からの食事を考えて見られてもいいんじゃないでしょうか。
そして秋ごろからサプリ等でしっかりと栄養を取る方向で始められてはいかがでしょう。
ちなみにブドウ糖は白ご飯で、ビタミンAは鳥、豚のレバーや乳製品緑黄色野菜でとれます。
(今はやりの糖質制限ダイエットなんて絶対だめですよ!)
タンパク質やビタミンCは皆さんよくご存じですよね。
食品やサプリ等でわからないことがございましたら当院にてお尋ねください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。