こんにちは、忙しくしていたので更新がなかなかできませんでした。スイマセン。
今回はこれから寒くなると皆さんたくさん購入される”カイロ”についてです。
これだけ急に寒くなるとほんとによく聞かれるんです、”先生!カイロって痛いところにはっていいんですか?”って。
これも湿布の問題と同じでなかなか難しい問題なんですが、私はノーとお答えします。
そもそも人間の体は熱に弱いので一点を集中して長時間温めるのは良くないことが多いです。
これにもいろいろな意見があるのですが、私はこうお答えしています。”皆さんはカイロを貼っている時間と同じだけお風呂につかっていたらどうなりますか?”と。
当然のぼせてしまうし、もしかすると命の危険を感じるかもしれません。
たまたま貼る場所が小さい為判らないかもしれませんが、カイロをよく貼られる方は低温やけどをよく起こされます。
つまり低温やけどが起こるという事は体の細胞が破壊されているという事なんです。怖いですよね。
人間の体のタンパク質は42度ちょっとで破壊されると言われています。(生卵の白身にお湯をかけた時白くなるあれです。)
ですのでカイロがダメなのではなく使い方の問題です。
じゃあどうすればいいのかと言うと”貼るカイロを貼らずに使う”という事です。
ポケットに忍ばせておいて寒いところにあてるのがおすすめです。
当然、寒冷地や外での作業をされる方は体温そのものが奪われていくので貼って頂くのはいいと思いますが、
普段の生活で暖をとれる方は一カ所を集中的に貼るやり方はお勧めしません。
やはり人間の体は加熱よりも保温だと思います。
冷え性の方に対する予約治療や運動方法のアドバイス等も行っておりますので、お困りの方は一度ご相談ください。
カイロを貼るか貼らないかは、もう少し書きたいこともありますので残りはまたの機会に!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。